ピリカポッケのブログへお越し頂きありがとうございます。
店長の寺田です。
風船屋さんの店長であり、飛ぶ劇場の俳優・寺田です。
どちらかと言うと、これをご覧の方々は飛ぶ劇場の寺田ですの方がピンと来る人が多いかもしれません。
さてこのブログでは、今とこれからの人生を生き抜くために必要な２つの事についてお話を公演の宣伝も兼ねて書かせて頂こうかと思います。
２年前、
２年前、新型のウイルスが突如現れ、私の出演するはずだった”北九州芸術劇場クリエイションシリーズ「まつわる紐、ほどけば風」”という演劇公演は初日のみ上演、残りは公演中止になってしまいました。公演中止の経験は初めてでしたのでとてもショックでした。怒りと、モヤモヤと、何とも言えない感じで、関係のない周りの人に八つ当たりしたり、迷惑をかけたりした事を今でも後悔しています。
仕事もみるみる無くなって、これがずっと続いたら本当に生きていけないなと不安になりました。
何かしていないと不安でソワソワするので趣味の日曜大工で椅子や棚を作っていました。
こんな事ずっとしてても仕方ないとは思いながらも。
人は考えます。なんとかしなくてはと思います。
VUCA時代なんて言われていますが、
（覚えたてのビジネス用語ｗ）
- Volatility（ボラティリティ 変動性）
- Uncertainty (アンサートゥンティ 不確実）
- Complexity（コムプレクシティ 複雑性）
- Ambiguity（アムギュイティ 曖昧性）
↑コピペｗ
何語？英語？
横文字にすると賢くややこしく感じますが要するに
「どんどん複雑になり変わり続けて、はっきりせず確かなことがない」
正直、頭の悪い私はついていけないです。。。。って世の中になってきています。そんな中コロナでどんどんVUCAが増していき、ますます正解のない世の中になってきているのかなと思います。
そんな世の中を生き抜くには
人生を生き抜くために必要な２つのこと
・なんとかするぞの力
・なんとかなるぞの力
この２つの力が重要です。
もっと考え方はあるのでしょうけど、私はコロナ禍以降この２つをずっと考えていました。
「なんとかするぞの力」
なんとかするぞと思うことは人生で時々あります。
そんな時、自分自身の力でなんとか困難な状況から逃れようともがきます。それは良い事です。
なんとかするぞの力とは、全てを解決するのではなく限られた環境と状況の中でなんとかできる力の事。全てを変えようとして頑張っても、撃沈します。そもそもそんな事はできないのです。限られた環境と状況の中でどこまで改善できるかが重要で、なんとかするぞの力とはそういうものだと思っています。
完璧を目指さず見切り発車で改善していく、これで良いです。
その中で少しでも状況が変わったら、少ししか変わらなかったから何ともならなかった、ではなく何とかなったのです。そこからまた少しずつなんとかすればいいのです。
もう一つ。
「なんとかなるぞの力」
とても楽観的です。何も考えてないじゃん、それはだめだよと思う方もいるかもしれません。しかし、これがとんでもない力だということに気付けるかどうかは、これからの人生に大きく影響すると思います。
合格は１００点だと決められ、それに向かって頑張る社会に今の私達はいます。
そこで、「７０点でいいやろ、何かやったら８５点にはなるやろ」と楽観的に考えます。完璧主義になったとところで目の前の壁の高さは変わりません。だったら気楽な方が疲れない。気楽な方が冷静に、さてどうするかと頭がちゃんと働いてくれる気がします。
【まとめ】
なんとかなるさと明るい気持で気楽に過ごす。７０％整っていたら迷わず見切り発車で行動する。時間がない、お金がない、スキルがない、だから始められない、ではなく、とりあえず始めてみる。
そりゃ損することもあります。やっぱりねと笑います。
やっぱり損した！悔しい！と、ふてくされる。モチベーション無くなったわ～とか言う。もうやる気失せた～とか言う。何もしたくなくなり、本当に数日間何もしない。何かすればよかった、と後悔する。
それでもそこで諦めたままにせず、次は失敗しないぞ、とまた見切り発車で始める。
だけど神様に見放されたかのように同じ失敗を繰り返し、それでも何回も何回もやってるとたまに成功したりして、最初からこれができてれば損しなかったのに～と思いながら、実はそれが一番の近道だと気づき始め、人生が豊かになっていけばいいなと思います。
私は今、演劇の事だけ考えるというのをやめ、別のことを始めています。それは将来、何の迷いもなく演劇に没頭できる環境を作るためです。
成功するにはGRIT（グリット）が大切です。（またビジネス用語ｗ）
僕はそれに、Guts G（根性）を加えます。困難なことに立向い、失敗を恐れず、やり遂げます。気合いです。
それでは公演案内をさせて頂きます。
今回私が出演するのは「まつわる紐、ほどけば風」という演劇です。
観に行こうかな～、でもコロナ怖いしな～と迷った時に、70％くらい”観たい”と思ってもらえたら、見切り発車で観劇にいらしては如何でしょうか？きっと、行動したことに後悔したり、損した気持ちなどは湧いてきやしないと思います。
迷ったときほどチャンスです。
公演の詳細はこちらから。
▶北九州芸術劇場HP
「まつわる紐、ほどけば風」特設ページ
北九州芸術劇場クリエイション・シリーズ「まつわる紐、ほどけば風」
劇場とアーティストが2カ年をかけて創作に向き合い演劇作品を立ち上げるクリエイション・シリーズ第1弾「まつわる紐、ほどけば風」。2020年2月、コロナ禍の影響を受け初日1回限りの上演となった本作が、小劇場に帰ってきます！作・演出は関西を拠点に活動する劇団太陽族主宰の岩崎正裕。社会の出来事をモチーフに...
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